Showroomの楽曲申請についての話をなるべく簡単に説明してみる

Showroom

Showroomのアマチュアカテゴリーの「初配信(始めて間もないルーム)」のコーナーで、カラオケ店舗から配信していたり、弾き語りの配信をしている配信に「Showroomでは禁止している」「弾き語りもグレーだから」とかの説教コメントをしている人をよく見かけます。
それに対する配信者の弁明で「だって、他のツイキャスとかでの配信は大丈夫でしょ?なんでShowroomはだめなの?」という光景も。

また、配信BGMとして市販曲を流して「ダメなんじゃないの?」という指摘に「申請してますから大丈夫!」という誤解された方もよく見ます。

このあたりはちゃんと規約を読んでいればわかることなのですが、規約って読むのが面倒ですよね。
なので、なるべく簡単な言葉で説明してみよう!というのがこのページの趣旨です。

権利に関してのページは以下のURLに書かれています。
権利に関するガイドページ

2018年12月18日。Showroomにカラオケ機能が搭載されました。
このカラオケ機能を使って歌う場合は、ほぼなにも気にする必要はありません。申請も不要、著作権料を支払う必要もありません。

いろんなケースが考えられるので最初から全部説明をするとカンタンじゃなくなるので、大きくは以下の表のように思ってください。

自分のオリジナル曲を歌う

◎(申請不要)

Showroomのカラオケ機能で歌う

◎(申請不要)

演奏なし。声だけで歌う

〇(申請必要)

ギターやピアノで弾き語りで歌う

〇(申請必要)

MIDIを流して歌う

△(申請必要)

市販曲を流して歌う

×(申請してもNG)

市販曲をBGMにしてトーク

×(申請してもNG)

著作権フリー音楽をBGMにしてトーク

◎(申請不要)

カラオケ店舗のカラオケで歌う

×(申請してもNG)

さて、簡単に説明したので上の表のようになりましたが、本当はそれだけではありません。
また「そんな規制されるなら、Showroomじゃなく、ツイキャスやLINEライブで歌うからもういい!」っていう人もみかけますが「他のサイトは放置しているだけで、違法なことをしているというのは同じ」ということは理解しておきましょう。むしろアカペラや弾き語りの際に申請さえすればOKにしてくれている分Showroomは良心的と思っています。

以下は解説も含め、カンタンではない話が多々出てきます。
読むのが面倒な方は上の表で大筋を押さえておけばOKですが「え?でも、こんな場合は?」とか疑問に思われる方は、カンタンじゃなくなりますが以下もお読みください。

例えば、「自分のオリジナルを歌う」場合でも、もしカラオケ店舗やライブハウスで歌って配信するのであれば、場所を管理している方の許可が必要です。
また、「演奏なし。声だけで歌う」を申請すればOKとしましたが、なにげに無意識に「ふんふん~♪」と1フレーズ歌う事は誰しもありますし、もちろんそんな軽度な事では申請の必要はありません。
しかしこと細かくつきつめていくと「鼻歌以上、アカペラ未満」の線引きが必要になってきてしまいます。
上手い・下手かによってもですよね。「なんの曲を歌っているのかわからない音程、しかも歌詞も適当」だったりすると、オリジナル曲な領域になってしまうかもしれません。
しかし、それを判断する機関があるわけではありませんし、そこは自分での良心的な判断になってきます。
ですので以下は悪意的な意味(上げ足をとっての解釈や、例に書かれていないから大丈夫とか)では思わず、前向きに判断してもらえたらと思います。

「自分のオリジナル曲を歌う」場合の補足説明

オリジナル楽曲は、配信的には問題ありません。
しかし、あなたがプロか趣味でやっているかにもよって変わります。たとえばプロで事務所所属、楽曲もJACRAC登録しているなら、いくら自分の歌とはいえ、いろんな絡みが生じてきますよね。(こんなブログにそんな人が見に来るとは思っていませんが(笑))
趣味でやっている場合でも、友人と一緒に演奏した曲であれば、友人の許可は必要です。
また、一人で弾き語りをするオリジナル曲であっても、配信する場所がライブハウスやカラオケ店を使うのであれば、場所を管理している方の許可も必要です。

「Showroomのカラオケ機能で歌う」場合の補足説明

申請も必要ありません。ただし、動画配信の場合、配信に写る場所によってはその場所での配信許可が必要になります。自宅や私的な場所で配信する場合は問題ありません。
また、既定の補足説明に書かれていますが「※ただし、元の曲を大きく変えて歌唱するなどの行為をした場合、権利者から「著作者人格権」に基づく権利主張をされる可能性があります。」。
例えば極端な話、すごく純粋なまじめな歌詞を、えろい言葉に変えて歌った場合とか、その悪意のあり方によっては…という話ですね。

「演奏なし。声だけで歌う」場合の補足説明

先にも書きましたように、軽い鼻歌レベルは問題ないと思いますが、客観的に聞いても1曲として認識できるレベルであれば、申請しておいた方が無難ですよね。
ここは「申請しなければいけない…面倒だな…」と思わず「申請すれば歌っても問題ないんだ♪」と前向きに考えましょう。他の補足にも書いたように、別途場所の問題はあります。家や私的な場所ではない場合は、配信許可をとりましょう。

「ギターやピアノで弾き語りで歌う」場合の補足説明

あなた自身が演奏する場合は申請だけで大丈夫です。
友人が演奏する場合は、友人の許可は必要ですが、賛同しているからこそ演奏してくれるんだろうと思います。でも、一応配信することはちゃんと伝えてください。先に友人に演奏してもらった録音をカラオケ的に使う場合も同じです。繰り返し配信で使うかもしれないことはちゃんと許可をとっておきましょう。
他の補足にも書いたように、別途場所の問題はあります。家や私的な場所ではない場合は、配信許可をとりましょう。

「MIDIを流して歌う」場合の補足説明

この場合、MIDIの入手先が問題となるので、一覧表では△としました。
もし自分で打ち込みをしている場合は問題ありません。Showroomへの申請だけで大丈夫です。
友人が打ち込みをしている場合も、友人の許可をとれば、申請だけで大丈夫です。
インターネットでダウンロードしたMIDIの場合は、その作成者の許可が得られれば大丈夫ですが、出どころ不明な場合は使用しない方が無難です。MIDIを提供してくれているサイトでデータ使用権をフリー明記してくれていれば良いですが、Showroomへの申請は必要です。

「市販曲を流して歌う」「市販曲をBGMにしてトーク」場合の補足説明

一般的に販売されている市販曲を流して歌う場合、あなたの歌が鼻歌レベルであってもNGです。
配信者によっては「私はちゃんと申請している」と言って配信に使っている方が居ますが、それは規定を誤解しています。申請して認められるのはここまでに書いているように、アカペラや弾き語りに限った話で、市販されている楽曲は申請してもNGです。
その話になると「だってAKBの子はCDとかカラオケとか使っているじゃん!」とか、基本的な部分がズレた論争をしようとする方もいます。AKBとかの子らは事務所として配信をし、いろんな権利問題をクリアしたうえで配信していますので、一般の方が配信で音楽を流しているのとは根本が違います。
また「小さく流しているから」もNGですよね。音量の大きい・小さいもひとによって判断の個人差はありますから、そんなことでもめるなら、流さない方がスッキリするじゃないですか。

「著作権フリー音楽をBGMにしてトーク」の場合の補足説明

有償・無償はいろいろですが「著作権フリー音楽」というものがあります。オリジナルで音楽を作り、自由に使用して構わないよ…と提供されている曲です。配布されているサイトや商品によって条件付きの場合があるのでその点は確認しましょう。
また、勘違いされる方がいますが、著作権フリー音楽は、使用する際に使ってもよいという「使用権」であり、著作権を譲渡するわけではないです。自分の楽曲になるわけではありません。
僕がよく使うサイトを紹介しておきます。直接再生はサーバーの負荷になるので禁止されています。使う場合は欲しい曲をダウンロードして使います。使用する場合に著者やサイトを表示しなくてもよいサイトです。
気に入った曲をダウンロードし、iTunes等に登録して使います。
DOVA-SYNDROME
https://dova-s.jp/

「カラオケ店舗のカラオケで歌う」の場合の補足説明

規定の補足には「カラオケBOX(店舗)およびカラオケ事業者等の許諾が必要です。」と書かれています。
その言葉を見ると、「ちゃんと店舗とカラオケ業者の許可を得たらできるんだ」と楽観的に思ってしまうかもしれません。店舗の許可はとれる可能性は高いです。とくに大手チェーン店ではない場合、許可は得られやすいでしょう。しかし問題はカラオケ事業者です。現在はほぼDAM(第一興商)とJOYSOUND(エクシング)の2社状態です。第一興商に問い合わせてみましたが、却下。NGでした。店舗に置いているカラオケ機での配信だけでなく、Playstation4やwindows10等のカラオケソフトでの再生も問い合わせてみましたがNGでした。

 

おさらい。
作詞作曲に対する権利の問題。演奏曲の権利の問題。配信場所の問題。
この三つの確認が必要です!

Showroom楽曲申請の方法

配信管理画面の「使用楽曲管理」へいきます。

音楽著作権を管理しているJASRACまたNexToneにて検索をします。


JASRACの場合の検索画面。作品タイトルを入力し「検索」を押せば候補が表示されます。そこに書かれている作品コードをShowroomの申請の際に入力します。
JASRACで目的の曲がない場合は、NexToneで検索してみてください。


「使用楽曲保存」をクリックすれば完了です。
もし複数の曲を申請する場合は「使用楽曲追加」をクリックして追加してください。
同じ曲を何回も歌う場合は「使用回数」の部分の数字を回数にします。

以上、これで完了です。
申請には費用は必要ありません。
もちろん、著作権会社とShowroomの間では、お金が支払われているでしょうが、Showroomga包括して行ってくれています。

ちなみに、以前仕事でJASRACへ直接申請をしたことが何度かありますが、正直書類とか面倒な作業が多々ありました。Showroomの申請はこの程度で書式で済むのはありがたいです。

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